著者:古谷 誠章
価格:1,600 円+税
判型:A4判、並製本
頁数:276ページ
この本について
「これから建築家になろうという人たち、これから建築家とつきあいたいと思ってくれる人たちへ」
母校の教授としてWASEDAで教え、 建築家としては日本建築大賞、日本図書館協会建築賞など次々と受賞し、中国ではビッグプロジェクトに取り組む。
早大・理工の名物教授が初めて放つ、おもしろすぎる建築授業!!
建築論、まちづくり論、仕事論。
失敗、敗北、そして無上の幸福感・・・ 建築家の内情と本音。
カッコいいアイディアを生む”あまのじゃくxゼロ戦理論”とは!?
「建築とは、人と人が出会う場所。人は、誰かと出会うことを通してしか、幸福になれない。一人きりでは決して幸せになれないのだ。人を幸せにするために働く建築家の仕事は、だから幸福な仕事だ。」
著者プロフィール
古谷誠章(ふるや のぶあき)
建築家・早稲田大学教授・NASCA代表
1955年2月20日生まれ。東京の世田谷で2つ、静岡県清水町で1つの計3校の小学校に通う。中学校も二つ。東京都立青山高等学校に入学。現在の妻と同級生。一浪して早稲田大学理工学部建築学科入学。
1980年に同大学院修了後、早稲田大学助手、近畿大学工学部講師を経て、1994年に早稲田大学助教授、現在は同創造理工学部教授。
1986年から1年間、文化庁芸術家在外研修員としてスイスの建築家マリオ・ボッタ事務所に在籍。1994年に八木佐千子と共同してNASCAを設立。
第8回吉岡賞、日本建築家協会新人賞、日本建築学会賞(作品)、日本芸術院賞、日本図書館協会建築賞、日本建築美術工芸協会賞、日本建築大賞などを受賞。
著書に『Shuffled̶古谷誠章の建築ノート』『がらんどう』『マドの思想』など。韓国慶煕大学招聘教授。東京都立大学、東京工業大学、東北大学、日本女子大学大学院などで非常勤講師。
NASCA:http://www.studio-nasca.com/
早稲田大学 古谷誠章研究室:http://www.furuya.arch.waseda.ac.jp/index.php
もくじ
1:NASCA誕生
2:設計者はどう選ばれる?
3:住まいって?
4:文化を超えて、アジアへ
5:初めてホスピスをつくる
6:やっとコンペに勝った!
7:再び連戦連敗だ
8:人が集まる場所
9:再会
10:幸せにする建築
11:未来って何?
12:学生たちとの一問一答