著者:人とホスピタリティ研究所
代表 高野 登
写真:清水 かほり
価格:1,500円+税
判型:四六判、並製本
頁数:216ページ
Photo by Kaori Shimizu
「これは私の集大成となる一冊です」
前リッツ・カールトン日本支社長が語る
高野流「ホスピタリティ道」の極意。
「おもてなしとは相手の心に自分の心を寄り添わせること」
経営者やリーダー、ビジネスの最前線に立つ方々はもちろん、日々の暮らしをより心豊かに送りたいと願うすべての方々に、お役立ていただけます。
著者からのメッセージ
この本について
「おもてなしとは、相手の心に自分の心を寄り添わせること。
ビジネスに限らず、暮らしのすみずみに、おもてなしの心をしみこませたい。
そんな想いから、『おもてなし日和』と名づけました。」
こう語る高野登さんのファンは、サービス業に携わる方を中心に、あらゆる業種業界に広がっています。
「一流で、本物のおもてなし」をテーマに、高野さんのエッセンスを凝縮した本の誕生が、待ち望まれていました。
高野さんは本書のことを、「本書は、私の集大成の一冊です」とおっしゃいます。
散文詩と写真の構成による、シンプルな読み切り型のメッセージ集です。
経営者やリーダー、ビジネスの最前線に立つ方々はもちろん、日々の暮らしをより心豊かに送りたいと願うすべての方々にお役立ていただけます。
もくじ
プロローグ おもてなし日和
第1章 学びの季節 アメリカ修業時代
第2章 視点を変える 組織のリーダーとして
第3章 「おもてなし」のかたち 私のホスピタリティ論
第4章 胸に刻まれた言葉 出会いからの薫陶
第5章 日々是精進 己を磨きつづける
エピローグ おもてなしの四季
著者プロフィール
高野 登(たかの・のぼる)
1953年5月9日、長野県長野市(旧戸隠村)生まれ。
プリンスホテルスクール(現日本ホテルスクール)卒業後、21歳でニューヨークに渡り、ホテル業界に就職。ニューヨークの、プラザホテル、サンフランシスコのフェアモントなどでマネジメントを経験。90年、リッツ・カールトンへ移籍し、サンフランシスコの開業に携わる。93年にリッツ・カールトン・ホノルルオフィスを開設。
翌94年にリッツ・カールトン日本支社長として帰国、20年間の滞米生活に終止符を打つ。日本国内でブランディング活動を展開しながら、97年に大阪、2007年に東京の開業をサポート。
2009年、生まれ故郷である長野市の市長選挙出馬のため退社。3週間の準備期間で、現職に651票差に迫るも惜敗。
2010年、人とホスピタリティ研究所設立。リッツ・カールトンや卓越した企業からの学びを中心に、リーダシップ研修、人財育成、組織活性化の研修やセミナーを開催。
善光寺寺子屋百年塾を基点として、全国に10を超える百年塾を展開している。
百年塾は、主催者が塾頭、高野氏が塾長となり、数十人が年数回、定期的に集まって、学び合い、語り合う、ゆるやかなコミュニティ。
長野県「信州おもてなし未来塾」講師、山梨県おもてなしアドバイザー。
著書にロングセラー「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」(かんき出版)、「リッツ・カールトン 一瞬で心が通う『言葉がけの習慣』」(日本実業出版)、「あえて、つながらない生きかた」(ポプラ新書)、「一流の想像力」(PHP)、「リッツ・カールトンで実践した 働き方が変わる「心の筋トレ」」(新潮社)など。
文屋の書籍では、川越胃腸病院院長・望月智行氏の著書「いのち輝くホスピタリティ 〜医療は究極のサービス業」に、鼎談に参加。
本書は、高野氏の20冊目の著書。
清水 かほり(しみず・かおり)
1988年、長野県長野市信州新町生まれ。中学2年の時、精神疾患になり歩けなくなるほど身体が痩せてしまう。対人関係を築くことも難しくなり引きこもり生活が始まる。「また、外に出たい。普通の生活がしたい」。この想いから、リハビリの一環としてカメラを始めた。1年後には外を歩けるまで回復する。
その後、長野西高校通信制に進学。恩師たちの優しさに助けられながら5年かけて高校を卒業する。成人後も写真を続けていたが、就職には至らず自信を持てずに日々過ごしていた。現在は友人に紹介された就労支援施設に勤めている。
これまで、コラボ作品展、ボランティアイベントの撮影係、音楽イベントの撮影係などで活動をしてきた。写真のジャンルは問わないが、人が何気なく見る世界を残し、その世界の大切さを伝えることを考えながら、撮影を続けている。長野県辰野町美術館の「創造の王国」に作品を出品した。